| ① ②
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| 平岡哲夫 様 |
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教室やサインの注文で比較的多いご希望は
『少し崩した読みやすい書体』と言われます。
この少し崩した形はあまり融通がきかず歪めながら全体の均衡をはかる、という手書き特有の臨機応変の書き方が出来ない書体でサッサッと早く書ける書体ではありません。
①の（哲）でも上部（折）に対して（口）を右に寄せ歪めながらまとめていますが、あまり変化させる事は出来ない書体になります。その点②のような崩した形は書き進むリズムに乗って多少の失敗も後の筆画で補えまとめる事が出来ます。
②の（哲）は右に振り、最後の（夫）で全体として整えています。 また、（平）は草書の書き順で（横・点・点・縦・横）を続けた形になります。 |
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